
この「フラスコの宇宙」で最もアクセス数が多いのは、岡真史の『詩集 ぼくは12歳』である。
群を抜いている。発表してから、ほぼ毎日アクセスがある。
最初のうちだけではないかと思っていたが、もう2年もたつがアクセス数が減ることはない。
流行の本でもない。
昨年あたりから気になりだした。
どうしてこんなにも、12歳で身を投げた少年が残した詩集が読まれつづけるのか。
それは、2007年9月にドキュメンタリー映画監督の佐藤真さんが、年齢は違うが同じく団地から投身自殺をしたことも影響している。
この「フラスコの宇宙」を掲載しているHPは、パフォーマー、オータ・ナオが運営している。
彼女のソロ・パフォーマンスの次回作を打ち合わせているとき、この『詩集 ぼくは12歳』を出発点にするのはどうかという案が出る。
岡真史の両親である高史明さん、岡百合子さんの著作を読む。
どれも辛いものばかりであった。
どういう形にするかは、まず高史明さん、岡百合子さんにお会いしてから決めることになった。
実際にお会いしたお二人は、豊かで大きな人たちであった。
お会いして、『詩集 ぼくは12歳』に正面から向かいあうことに決めた。むしろ、やらなければならないことと痛感した。
岡真史の悲しみだけでなく、残された両親の悲痛な叫びまで、そして近代の問題にまで広げて、現在の命の形を描ければと思っているが、最初からそう欲張ることもできない。やれることを誠実に、謙虚にやるしかない。
高さんは言っていた。
「悲しみとは、心が割れることです」
その公演が、いよいよ幕を開ける。
Ohta NAO Solo Performance
「降ル群青、落チタ空ニ身ヲ投ゲタ児ラハ −岡真史に」
企画・出演:オータ・ナオ
設 計:二瓶龍彦
日時 2008年3月14日[金]19:30
15日[土]15:00/18:00 start 開場 各30分前
アフタートーク 15日18:00 公演終了後
ゲスト:高 史明 岡 百合子
会場 日本ルーテル教団 六本木ルーテル教会
料金 前売 ¥2,500/当日 ¥2,800
予約・問合せ PHILIA PROJECT
TEL:090−8114−7652
E-mail: philia_project@yahoo.co.jp
http://www.ne.jp/asahi/ohta/nao/息の長い作品にしようと思っています。
アフタートークには、高 史明さん、岡 百合子さんが来てくださいます。
貴重なお話をうかがえると思います。
ぜひ、遊びにいらしてください。
posted by NIHEI at 01:52|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
道草