タイトルに魅かれて手に取った。
何とも魅力的な本だ。
主人公は、ある田舎で早い最終列車に乗る。
ウトウトして、目を覚ますと誰もいない。
やがて、駅に停車するたびに様々な動物が乗りこんでくる。
とてもほのぼのとした風景とはいえない。
幻想的といってもいいが、実際にその動物に会ったときのような緊張感が漂っている。
それがどこか主人公の孤独とからみあって、不思議な魅力をかもしだしている。
宮沢賢治のある種、恐怖を伴った自然観、宇宙観に似ているかもしれない。
久しぶりに夢中になる。
手元にあるいわむらかずおさんの著作は、下記の通り。
* 『おおきいトンとちいさいポン』(偕成社)2004年72刷
* 『ねずみのでんしゃ』作 山下明生 絵 いわむらかずお(ひさかたチャイルド)2007年78刷
* 『ねずみのさかなつり』作 山下明生 絵 いわむらかずお(ひさかたチャイルド)2000年27刷
* 『タンタンのしろくまくん』(偕成社)2004年20刷
* 『トガリ山のぼうけん』@〜C(理論社)1996年22刷
* 『14ひきのあきまつり』(童心社)1995年第11刷
* 『月夜の子うさぎ』(クレヨンハウス)1998年第5刷
* 『栗栖ちくりん ゆうひの丘のなかま』(理論社)2001年5刷
* 『後路みね ゆうひの丘のなかま』(理論社)2003年
* 『14ひきのアトリエから』(童心社)1996年4刷
[追記]2008年5月30日
*『14ひきのさむいふゆ』(童心社)1989年26刷