ロトチェンコの実験室 著者名:ワタリウム美術館(編集)
出版社:新潮社
出版年:1995.11
ISBN :9784104087013
マレーヴィチ、タトリンと並んでロシア・アヴァンギャルドを代表するアーティスト。
ロトチェンコは多彩な人だったが、主に写真家として知られ、マヤコフスキーの肖像写真は、強烈な印象が残っている。
ロトチェンコもまたスターリンの独裁から逃れられず、写真に走ったのも、その結果であった。
美術におけるロシア・アヴァンギャルドの紹介は、スターリンの独裁制の影響でまだまだ遅れている。
マレーヴィチの画集は出ているが、タトリン、ロトチェンコのものはなかなか出ていない。もっとも興味のあるフィローノフに至っては、絶望的な状況だ。
これからに期待したい。
当然のことではあるが、この『ロトチェンコの実験室』の装丁はすばらしい。

