| 『名著復刻 日本文学館 トンボの眼玉』 | |
著者名:北原白秋 出版社:ほるぷ出版 出版年:1974 | |
大正時代の本の装丁は、実に美しい。
デザインもいい。色もいい。
この「名著復刻」のシリーズは、当時の本をそのまま再現していてくれて、楽しい。
同時に、童話、童謡に対しての著者たちの思いは熱い。
北原白秋は、近代詩の牽引者であったが、童謡詩人としても活発に活動した。「マザー・グース」も翻訳している。
この「トンボの眼玉」は、その童謡詩集の一冊。
挿絵は、矢部季、清水良雄、初山滋が担当している。特に初山茂の挿絵は、一種異様で面白い。
残念ながら、既に絶版となっているが、古書店で大正時代の童話作家の書籍が高額をしめしているなか、このシリーズは廉価で簡単に手に入る。
