
この「フラスコの宇宙」でも多く取りあげている、ソ連時代を代表する作曲家ドミトリー・ショスタコーヴィチ。
僕の最も好きな作曲家である。
それが高じて、ショスタコーヴィチの交響曲でソロのダンス作品をつくれないかと思い立つ。
集団でも困難であろうショスタコーヴィチの交響曲を、ひとりで踊るということに、僕はとりつかれた。
なぜかダンス音楽でダンス作品をつくることにはまったく興味がない。
「交響曲を、ひとりのダンサーで」というところに、僕がショスタコーヴィチに魅かれている本質があるのだろう。
そして、昨年2007年7月に「小沢恵美子 DANCE WORK #01『ドミトリー・ショスタコーヴィッチSYMPHONY 10』」を上演した。
ロシア文学・文化の亀山郁夫さんにお話しを聞いたりと、さまざまな人の助けを借りて、上演することができた。
観にきた亀山さんも興奮しながら「歴史的背景をおさえて、映像などをまじえた総合的な表現として、とてもよかった。観にきてよかった」とおっしゃってくれた。
そして、今年2008年、今度はドミトリー・ショスタコーヴィッチの『SYMPHONY bS』に挑戦することとなった。
大伽藍をひとりでつくりあげてゆくような困難な作業に、連日悲鳴を上げている。
スターリン体制下の1936年に作曲されたが、初演は中止に追いこまれ、実際に初演を迎えるのは25年後という因縁をもつ、謎に満ちた『SYMPHONY bS』であるだけに、その困難さは想像を絶する。
いよいよその公演が、来週に迫りました。
世界でも例をみない、シヨスタコーヴィチの交響曲でのダンス・ソロ、きっと新しいショスタコーヴィチの発見があると思います。
ぜひ、遊びにいらしてください。
小沢恵美子 DANCE WORK #02
ドミトリー・ショスタコーヴィッチ
SYMPHONY bS
企画・出演:小沢恵美子
設計:二瓶龍彦
映像:宇田川伸一
舞台監督:田中克季
パンフレット制作:猫柳けいた+二瓶龍彦
[亀山郁夫(ロシア文学・文化論)インタビュー所収]
フライヤー・デザイン:オータ・ナオ
制作:PHILIA PROJECT(フィリア・プロジェクト)
日時 2008
5/23[金]19:30
24[土]15:00/19:00 start 開場 各30分前
会場 セッションハウス地下スタジオ
03(3266)0461
料金 前売 \2,500
当日 \2,800
予約・問合せ PHILIA PROJECT
090-8114-7652
e-mail:emikoo@pc5.so-net.ne.jp
http://www010.upp.so-net.ne.jp/AEN/http://www012.upp.so-net.ne.jp/emiko/
posted by NIHEI at 22:42|
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