ゴムあたまポンたろう
著者名:長新太(著)
出版社:童心社
出版年:1998.03
ISBN :4494008818
長新太さんの頭のなかは、いったいどうなっているのだろう。
長新太さんの目には、世界がどのように映っているのだろう。
この話は、題名通り、ゴムあたまのポンたろうが、ポンポンと頭ではねて、いろいろなところを飛びつづける話です。
発想の原点も、意味も全く理解できない。
でも、なんと面白いことか。
そして、ナンセンスもここまで達すると、明らかにひとつの「力」になり得る。
言うまでもなく、「力」とは、暴力的なものではなく、その逆に暴力的なもの対してひとつの抵抗の「力」となる。
この国は、ここのところずっときな臭くなっている。
それに対して、長さんのようなナンセンスの「力」は必要不可欠だ。
そして。何より子どもたちが長さんのものを読み、そのナンセンスな「力」をやしない、歴史がまた逆戻りしないよう、自分たちで未来を開いていける「力」をもってもらいたいと願う。
追記1
『おしゃべりなたまごやき』寺村輝夫 作/長新太 画(福音館書店)1972年
追記 2007年1月15日(月)
* 『こぶたがずんずん』渡辺一枝ぶん/長新太え
追記2008年1月21日(日)
* 『おばけのいちにち』
追記2008年5月30日(金)
* 『きゃべつくん』(文化出版)1980年
すばらしい完成度。ナンセンスでこれほどまでの完成度をしめす絵本は、そう見当たらない。つべこべ批評するより、ぶたやまさんのように口をつぐんで、きゃべつくんと食事に行くほうが賢明である。
* 『くもの日記ちょう』(ビリケン出版)2002年2刷
長さんの描く「白」が、なんとも切ない。
