2006年03月31日

『名著復刻 日本文学館 エミリアンの旅』豊島與志雄(ほるぷ出版)/1974年


『鳥追船』
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著者名:豊島與志雄
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


豊島與志雄の作品は、実に完成度が高い。
舞台が、異国であるものが多いのも、その特徴だ。子どもたちは、さぞ見たことのない国、そしてそこに住む人たちをさまざまに想像したことだろう。
もうひとつの特徴は、手品師や魔術師、人形遣いなどが多く出てくること。これらの人たちは、不思議を扱う人たちだ。
挿画は、棟方志功。これがまた素晴らしい。あまり棟方志功の版画では見られないようなものばかりなのだが、棟方志功の版画以外のなにものでもない。

2006年03月30日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『復刻 「赤い鳥」童謡 全八集』(ほるぷ出版)/1969年


『復刻 「赤い鳥」童謡 全八集』
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出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの全八冊の『童謡集』。別のハードケースにまとめられている。
作詞は、西條八十、北原白秋、槇田浜吉。作曲は、成田為三、草川信、弘田龍太郎。挿画は、清水七太郎選。
詩があり、楽譜があり、そして画がある。
頁それぞれが、宇宙であり、総合芸術だ。
本当に幸せになる。

2006年03月28日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『ふくろと子供 少年少女劇』久保田万太郎(ほるぷ出版)/1969年


『ふくろと子供 少年少女劇』
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著者名:久保田万太郎
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの一冊。
子どものための劇作は本当に難しい。
かつて、神社の境内で公演を打ったことがあるのだが、そのとき神主さんに子どもたちのために何か短いものもやってもらえないかと言われたのだが、ついに実現できなかった。
そういう意味でも、久保田万太郎のこの少年少女劇集は、示唆に富んでいる。
挿画は、清水良雄。
僕は個人的に清水良雄の画はあまり好きではないのだが、本書の挿画はいい。

2006年03月27日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『小さな草と太陽』小川未明 (ほるぷ出版)/1969年


『小さな草と太陽』
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著者名:小川未明
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの一冊。
小川未明の作品は、読めば読むほど深い。
詩の本質を内包しているために、それぞれの作品が強靭で、いつまでも古びることがない。
挿画は、清水良雄。

2006年03月26日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『鳥追船』長田秀雄 (ほるぷ出版)/1969年


『鳥追船』
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著者名:長田秀雄
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの一冊。
長田秀雄は、詩人、小説家、劇作家。
この人の童話の完成度にも驚く。
その創作態度は誠実だ。
宇宙的なまなざしをもった作家である。
そして、「死」の問題さえ、正面から扱う。
個人的には、SF作品ともいえる幻想的な『柱時計』が好きだ。
挿画は、清水良雄。

2006年03月25日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『夢の卵』豊島與志雄 (ほるぷ出版)/1969年


『夢の卵』
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著者名:豊島與志雄
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの一冊。
豊島與志雄は、芥川龍之介らとともに現代小説家として活躍した。
その方面の仕事は、もうあまり紹介されなくなってしまったが、童話は素晴らしい。
その完成度の高さに驚く。
舞台も、遠い国々であったりと、子どもたちの外の世界への想像力をさぞ刺激したことだろう。
個人的には、『手品師』が好きだ。
総タイトルの『夢の卵』も素敵でしョ。
装画は、鈴木淳。

2006年03月24日

復刻赤い鳥の本 付「赤い鳥」童謡 全23巻 別冊解説付『鸚鵡と時計』西條八十(ほるぷ出版)/1969年


『鸚鵡と時計』
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著者名:西條八十
出版社:ほるぷ出版
出版年:1969


大きな箱のなかに、15冊の童話・童謡詩・児童劇集と8冊の童謡集、そして解説本が1冊。見ているだけで、ニヤニヤしてしまう。
本書は、そのなかの一冊。
やはり、その創作態度は、謙虚で、そして厳しい。
「かなりや」は傑作だ。
挿画は、清水良雄、加藤まさを。

2006年03月23日

こどものとも傑作集49『たなばた』君島久子 再話/初山滋 画(福音館書店)/1963年


たなばた


著者名:君島久子
     初山滋
出版社:福音館書店
出版年:1976.04
ISBN :4834005127


やはり、初山滋の画は不思議な魅力に満ちている。
どこかしら恐ろしく、そして美しい。
色も素晴らしい。

2006年03月22日

こどものとも傑作集21『ぐりとぐら』なかがわえりこ と おおむらゆりこ(福音館書店)/1963年


ぐりとぐら


著者名:なかがわりえこ
     おおむらゆりこ
出版社:福音館書店
出版年:1967.01
ISBN :4834000826


『ぐりとぐら』は、「こどものとも」を代表する作品。
いまなお根強い人気を保っている。
4歳になる姪っこも、この本を見ると飛びついてくる。

僕の手もとにある『ぐりとぐら』シリーズの他の作品は、下記の通りである。
*こどものとも傑作集59『ぐりとぐらのかいすいよく』(1976年)
* こどものとも傑作集91『ぐりとぐらとくるりくら』(1987年)

なかがわえりことおおむらゆりこのコンビの作品として、手元にあるのは下記のとおり。
* こどものとも012 9号『はねはね はねちゃん』(1995年)
* こどものとも01296号『はねちゃんの ピクニック』(2003年)


追記―1
* 《こどものとも》傑作集『ぐりとぐらとすみれちゃん』なかがわりえこと やまわきゆりこ(福音館書店)/2003年

追記 2007年1月15日(月)
* 《こどものとも》傑作集『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわりえこと やまわきゆりこ(福音館書店)/1967年

追記2007年11月19(日)
* 『ぐりとぐらの1ねんかん』なかがわえりこと やまかわゆりこ(福音館書店)/1998年

追記2008年4月1日
* 『ぐりとぐらのあいうえお』なかがわえりこと やまかわゆりこ(福音館書店)/2002年第3刷

2006年03月21日

こどものとも012 67号『おつきさま いくつ』瀬川康男 さく(福音館書店)/2000年


こどものとも012 67号『おつきさま いくつ』
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著者名:瀬川康男
出版社:福音館書店
出版年:2000


画がいい。
シャープな線と明るい色がとてもいい。

瀬川康男さんの「こどものとも」の他の作品に、『虫のわらべうた』(斎藤たま 採録/瀬川康男 画 1986年)がある。
ただ、この本は僕にとってひとつだけ難点がある。僕は赤緑色弱なので、画の色と文字の関係で、まったく読みとれないところがある。それだけが残念。

その他の作品は下記の通り。
*『ふたり』冨山房 1993年

2006年03月20日

こどものとも012 66号『もじゃらんこ』きしだえりこ ぶん/ふるやかずほ え(福音館書店)/1999年


こどものとも012 66号『もじゃらんこ』
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著者名:きしだえりこ
      ふるやかずほ
出版社:福音館書店
出版年:1999


詩人の岸田衿子さんは、谷川俊太郎さんと並んで子どもの仕事を精力的にしている。
僕も舞台の仕事で岸田さんの作品は、何度か扱わせていただいた。
この絵本でも、音の響きと絵の動きが楽しい。


追記 2007年1月15日(月)
*『どこで おひるね しょうかな』こどものとも年少版1993年4月号 きしだえりこ さく/やまわきゆりこ え(福音館書店)
*『かばくん』ものがたりえほん36 岸田衿子さく・中谷千代子え(福音館書店)2003年

2006年03月19日

こどものとも年少版266号『あそぼうよ』五味太郎(福音館書店)/1999年


こどものとも年少版266号『あそぼうよ』
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著者名:五味太郎
出版社:福音館書店
出版年:1999


五味太郎さんのほのぼのとした世界。
むだのない、シンプルでありながらあたたかい世界。
思わず頬笑んでしまう。


追記 2008年1月13日
『仔牛の春』(リブロポート)1980年


追記 2008年1月14日(月)
* 『がいこつさん』(文化出版局)1995年25刷
何ともブラックなナンセンス。
* 『なくしたもの みつけた』(サンリード)1984年
何とも記憶をくすぐられ、そしてはっと今にかえる。

2006年03月18日

こどものとも年少版265号『ありがとう』舟崎克彦 さく/宇野亜喜良 え(福音館書店)/1999年


こどものとも年少版265号『ありがとう』
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著者名:舟崎克彦
      宇野亜喜良
出版社:福音館書店
出版年:1999


宇野亜喜良といえば、僕などは寺山修司の劇団のポスターや書籍を思い浮かべてしまう。
でも、絵本もいい。
主人公のねずみのピラフ君がダンディなのが、印象的

2006年03月17日

こどものとも傑作集『ゆきのひのホネホネさん』にしむら あつこ さく・え(福音館書店)/2000年


ゆきのひのホネホネさん



著者名:にしむらあつこ
出版社:福音館書店
出版年:2005.10
ISBN :4834021467


僕はこの絵本が大好きだ。
何てたって、僕の好きなものがふたつも出ているのだから。
ひとつは、ホネ。もうひとつは、郵便屋さん。
そのふたつがあわさったのが、主人公の郵便屋さんのホネホネさんなのだから、たまらない。
僕は妙に興奮してしまう。

手元にある「ホネホネさん」のシリーズは、下記の通り。
*こどものとも年中向き 195号『はるかぜのホネホネさん』2002年

2006年03月16日

こどものとも年中向き187号『のねずみ もんのつくったものは』山崎香文子 さく(福音館書店)/2001年


こどものとも年中向き187号『のねずみ もんのつくったものは』
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著者名:山崎香文子
出版社:福音館書店
出版年:2001


シンプルな分だけ、話が心に響く。
画もとてもいい。
登場する動物たちの表情がなんとも優しい。

2006年03月12日

こどものとも年中向き166号『きつねとかわうそ』梶山俊夫 再話・画(福音館書店)/2000年


こどものとも年中向き166号『きつねとかわうそ』
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著者名:梶山俊夫
出版社:福音館書店
出版年:2000


日本の民話。
なんともほのぼのとした世界。
とぼけた画もいい。

2006年03月11日

こどものとも年中向き155号『そんなつもりじゃ ないんだけど』越智典子 ぶん/川瀬耀子 え


こどものとも年中向き155号『そんなつもりじゃ ないんだけど』
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著者名:越智典子
      川瀬耀子
出版社:福音館書店
出版年:1999


オカピが主人公のお話。
川瀬耀子さんは、オカピをテーマのひとつにすえ、創作をしているという。
途中、少女漫画のようなタッチは気になるが、オカピのどこかしら不気味で、繊細な姿はいい。

こどものとも年中向き119号『はじめてのかり』オノン・ウルグンゲ唐亜明 さく/ムンフジン・チュールテミン え


こどものとも年中向き119号『はじめてのかり』
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著者名:オノン・ウルグンゲ
      ムンフジン・チュールテミン
出版社:福音館書店
出版年:1994


モンゴルの話。
はじめて鹿狩りにつれていってもらう少年。
少年の緊張を上まわる自然の厳しさ。
話の運び方が抜群にうまい。
絵も効果的で、大人もぐいぐいモンゴルの夜の世界にひきこまれてしまう。

2006年03月10日

こどものとも年中向き105号『じょうもんくん と たまご』文・やきもの タイガー立石/写真 佐々木光


こどものとも年中向き105号『じょうもんくん と たまご』
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著者名:タイガー立石
      佐々木光
出版社:福音館書店
出版年:1994


現代美術家のタイガー立石。
タイガー立石といえば、トラの絵をすぐに思い浮かべる。
だが、この絵本では、やきものをつくって、物語を展開している。
それは、人形劇のようで楽しい。

2006年03月09日

こどものとも年中向き59号『ぼくはだいくさん』マルシャークの詩より/うちだりさこ 文/しみずよしひろ 絵


こどものとも年中向き59号『ぼくはだいくさん』
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著者名:うちだりさこ
      しみずよしひろ
出版社:福音館書店
出版年:1991


マルシャーク。
ロシア絵本を多く手がけた、あのマルシャークである。
全体も、ロシア絵本の雰囲気をよくあらわしている。

2006年03月08日

こどものとも587号『カラスとカモメ』二川英一 さく・え(福音館書店)/2005年


こどものとも
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2004.12.22 発売
発行サイクル:月刊
出版社:福音館書店               
雑誌コード:03779-02


アラスカ・クリンキッド族の昔話。
カモメに盗まれてしまった太陽。それをとり戻そうとするカラス。
抜群に面白い。
黒で巧みに描かれる世界がとてもいい。

2006年03月06日

こどものとも585号『ほかほかパン』スズキコージ(福音館書店)/2004年


こどものとも585号『ほかほかパン』
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著者名:スズキコージ
2004.11.01 発売
発行サイクル:月刊
出版社:福音館書店               
雑誌コード:03779-12


幅広く活動するスズキコージさん。
この絵本でも、ウッディ粘土に着色したものを配置し、楽しい世界を展開している。

2006年03月05日

こどものとも578号『くさはらのはら しぶゆきさんよん』池谷陽子 さく・え(福音館書店)/2004年


くさはらのはら しぶゆきさんよん
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著者名:池谷陽子
2004.04.03 発売
発行サイクル:月刊
出版社:福音館書店               
雑誌コード:03779-05


ご飯ができるまで、テーブルの下ですごす女の子の時間。
そこには、さまざまな動物がたずねてきて、いつのまにか別の世界となってゆく。
木版画の絵が、その牧歌的な効果をあげている。
「くさはらのはら しぶゆきさんよん」は、うたの歌詞です。

2006年03月04日

こどものとも489号『バオバブのきの うえで』語り シュリ・ババ・シソコ/再話 みやこ・みな/絵 ラミン・ドロ(福音館書店)/1996年


バオバブのきのうえで
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著者名:ジェリ・ババ・シソコ
     みやこみな
     ラミン・ドロ
出版社:福音館書店
出版年:2005.09
ISBN :4834021211


アフリカ・マリの昔話。
村人たちによって森に捨てられた男の子の物語。
何とも不思議で、詩的な世界だ。黒のペン画が、いっそうその効果をあげている。

「こどものとも」は、海外の昔話や民話を多く紹介している。
子どもたちの想像力を刺激するという意味でも、とても貴重な仕事である。

こどものとも406号『コケーナと であったチャンゴ』 やなぎや けいこ 再話/野口忠行 絵(福音館書店)/1986年


コケーナとであったチャンゴ
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著者名:やなぎけいこ
     野口忠行
出版社:福音館書店
出版年:2005.09
ISBN :483402119X


アンデスの民話。
チャンゴは、心優しいヤギ飼いの少年。
コケーナは、小さい小さい神さま。
あたたかい絵が、ほのぼのとさせる。

2006年03月02日

『魔術師キャッツ』T.S.エリオット ぶん エロール・ル・カイン え たむらりゅういち やく(ほるぷ出版)/1995年


魔術師キャッツ
著者名:T.S.エリオット
     エロール・ル・カイン
     田村隆一
出版社:ほるぷ出版
出版年:1991.06
ISBN :4593502748


イギリスの詩人T.S.エリオットの童話二編「大魔術師ミストフェリーズ」「マンゴとランプルの悪ガキコンビ」に、エロール・ル・カインが絵をつけたもの。エロール・ル・カインにとって、この作品が遺作となった。(1989年没)
不敵な猫の顔の表情がいい。そして、詩人の田村隆一の訳もいい。

2006年03月01日

『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ(JULA出版局)/1984年


わたしと小鳥とすずと



著者名:金子みすゞ
     矢崎節夫
出版社:JULA出版局
出版年:1984.08
ISBN :4882840707


金子みすゞが、突然ブームになってから久しい。そして、そのブームはいまだつづいている。
何がそれほど多くの人たちをひきつけるのだろうか。
彼女の26歳というあまりに短かい悲劇的な生涯も、人をひきつけるひとつの要因になっているだろう。
悲恋、望まない結婚、夫の創作への無理解、その夫からの梅毒の感染、そして自殺。
金子みすゞの作品は、メルヘンの世界だけではとらえきれないのではないか。
僕はいつでもそこに狂気を見る。

僕の手元にある他の金子みずゞの本は、下記の通り。
*『金子みすゞ童謡集 明るいほうへ』(JULA出版局)/1995年
*『金子みすゞ童謡集 このみちをゆこうよ』(JULA出版局)/1998年
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